「角川、クリエイター養成のAMG出資」という記事を読んで
はてなブックマーク経由で次のような記事があったのでメモ。
角川グループがアミューズメントメディア総合学院に15%の出資をし、子会社株式の50%を
取得するという内容です。
■角川グループ クリエイター養成のAMGに出資 人材育成に進出(アニメ!アニメ!)
そして角川のHPを見に行くと、次のようなリリースが
■合弁事業「株式会社プロダクション・エース」設立について:PDFファイル注意
アニメ!アニメ!さんの記事だと
今回のAMGグループへの出資で、クリエイター養成の事業に新たに進出することになる。
というニュアンスだったんですが、
角川のリリースには具体的に
声優を軸とし
た総合タレントプロダクション「株式会社プロダクション・エース」を
立ち上げることとなりましたのでお知らせします。
ということでAMGと共同出資で声優のマネジメント会社を立ち上げる、ということみたいですね。
これで角川グループは声優のマネジメントという分野にも
手を伸ばすことになったみたいです。
今後、角川Gと仲の深い京都アニメーションの作品に
このプロダクション所属の声優さんが参加するように(それも主役級とかで)
なったりするのかも知れませんね。
それにしても最近の角川グループは今年に入っても
・YouTubeとの提携
・近畿日本ツーリストとの提携
等、またアスキー・メディアワークスの合併に見られるような
子会社の再編も行っており、矢継ぎ早な施策を打っており、
同社が掲げる「メガコンテンツ・プロバイダー」の道を
着々と歩んでいるように思います。
ところで他の出版社は、この出版業界が低迷するなかで
どんな手を打とうとしているんですしょうかね?
ちょっと見えていない感じがします。
どうでもいい雑感
このエントリーを書くときに角川ホールディングスの
2007年事業報告を読んでいたんですが、
Fate/stay nightや、ななついろドロップスのことに
触れられていて「上場企業がエロゲーのこと書いてるよw」
(まあ、もちろんどちらもPS2移植版の話ですし、
最近は珍しいことでなくなったことは承知してるつもりですが)
と妙な気分になったり。